→戻る最近大学生のころ借りていた奨学金を完済しました。

 

1回の返済額は決して多額ではなかったのですが、それでも払う時は預金が減ることに歯がゆい思いをしていました。

 

同じころ、丁度テレビで借金に苦しむ方の特集をやっていたのですが、ふと「何故人は借金をし続けてしまうんだろう?」と思ったため、今回はそれについて考えていきたいと思います。

 

 

前述の人へのアドバイスに、よく「支出を見直しましょう」という言葉を聞きます。それはとても大事なことです。やるべき事なのは間違いありません。

 

 

しかし、それで本当に借金苦から抜け出せるのでしょうか?僕はそうは思いません。

何故ならその原因を把握していないからです。おそらく時がたてばまた借金に手を出すことでしょう。

 

 

では原因とは何でしょう?それは「無意識の判断」だと僕は思います。

 

 

人は無意識のうちに判断や決定をすることが多々あります。借金するときも同様です。

 

 

借金するときにどんな心理状態に陥っているのか?ということを知っておけば、それを避けようと意識的に自分の行動をコントロール出来るのです。

 

 


・人は将来の利益より目先の利益を優先する傾向がある

 

ダイエットしているのに、目の前にある美味しそうなケーキをつい食べてしまう。

 

運動などで消費したカロリーを大きく上回るカロリーを摂取して、痩せるどころか太る一方。。。よく聞く話ですよね。

 

借金し続けるのも全く同じ心理なんです。

 

 

お金を返済にあてないといけないのに、目の前にある美味しそうなケーキをつい買ってしまう。借金は減らず利子は増える一方。。。それどころか美味しかったからもう1個買おうと、またお金を借りるなんてことも。

 

 

痩せれるかも、返済して自由になれるかも、そんな将来の利益より、今確実な利益(この場合は美味しい思いをする事)を得ることを優先してしまう。

 

 

そして実際その状況になったときは、上述の利益云々は考えないでしょう。無意識の内にそう判断してしまっているからです。

 

 

・「借りる」と「返す」が別事象になっている

 

借金は「①借りる→②何か支払いをする→③金を稼ぐ→④返済する」までが1セットです。

 

しかし、支払いが数カ月先など②と③の間は時間が空くことがほとんどであり、

 

「①借りる→②何か支払いをする」「③金を稼ぐ→④返済する」に分かれてしまう場合が多いでしょう。

 

 

 

人は何かを決定した時と損失を被る時の時期が異なると、合理的な判断ができなくなってしまうそうです

 

そのため、「①借りる→②何か支払いをする」だけで完結してしまい、その時点では後者は別物と無意識の内に捉えてしまっていると考えられます。

 

つまり支払いが終わった時点で一区切りついてしまっており、「返済する」は無意識のうちに他人事になっているのです。

 

 

最初に書いた歯がゆい思いをしたというのも、「①奨学金を借りる→②学費を払う」「③就職して稼ぐ→奨学金を返済する」の2セットに分かれてしまい、後者だけに焦点を当ててしまっているからなんですね。②と③の間に時間がたっているため、「今何も買っていないのにお金だけが減っている、損した気分だ」と。

 


 

如何だったでしょうか?

 

 

要は、お金を借りるときは目の前の事しか見えていないということです。

 

 

そして大事なことは、意志が強い弱いではなく、人の心はこういったメカニズムが働いているんだと知っておくことです。

 

 

借金をする際は、お金を手に取る前に、それを返済するイメージをきちんと持ってください。「なんとかなるだろう」ではなく、具体的なプランをイメージしましょう。それを見えるように書き留めておくとさらに良いでしょう。

 

 

借金が悪いわけではありません。奨学金、ローン、融資など、味方になってくれる場合だって多いのですから。

ご利用は計画的に、です!

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