先日から書き始めた不動産投資の勉強記録。
その2では、不動産投資を行う上でのメリットとデメリットを纏め
- 売買しなくても毎月収入が得られる
- 購入時に借入が可能
- 創意工夫で収益性を高められる
- 大きな節税効果が期待できる
- 管理運営を任せられる体制がある
- 様々なリスクがある
- 災害リスク
- 金利上昇リスク
- 事故リスク(死亡事故)
- 損害賠償リスク
- 不動産価値の目減り(キャピタルロス)
- 取引コストが高い
- 流動性が低い
ひとつずつ書いていきたいと思います。
不動産投資のメリット
メリット①:売買しなくても毎月収入が得られる
例えば、株は変動が大きいため、常にマーケットを注視しておく必
それに対し、不動産市場の価格変動は株式に比べると非常に緩やか
きちんとした管理運営体制が整っていれば、賃料収入という安定収
メリット②:購入時に借入が可能
不動産投資の最大のメリットです。
株式などは自分の手持ちのお金
1憶の物件を買うとした時に、自分の手持ち1000万、借入900
ここでちょっと疑問。なぜ金融機関はそれほどの多額を貸してくれ
金融機関では、不動産投資を「不動産賃貸業」と位置付けているそ
メリット③:創意工夫で収益性を高められる
入居者に人気のある設備を導入する、リフォームする、エントラン
賃料を1000円上げたとしても「住みたい!」と思ってもらえる
メリット④:大きな節税効果が期待できる
個人で収益物件を所有すると、投資規模の拡大によって課税所得が
・資産管理法人を活用し、法人税率を利
といった方法で節税をすることができます。
が、僕が読んでいる本では、詳細は別途章を設けるという事だった
メリット⑤:管理運営を任せられる体制がある
管理はとても重要です。
管理の不備で空室がでれば、利回りは低下する
ここに関しても、詳細は別途学んでいきますので、ひとまず紹介の
不動産投資のデメリットとその対策
デメリット①:様々なリスクがある
不動産投資を行ううえでは、空室、滞納、火・震災、金利上昇、事
ほぼ全てのリスクへの対処案は、初期設定を間違わない事です。
これらの想定リスクは事前に対策を打つことで、最小限に抑えるこ
ひとつずつ説明していきます
・災害リスク
災害によって建物が焼失崩壊すれば、修繕費などの資金が必要となります。
加えて、収益があげられないため、借入があった場合、返済不能に
fa-medkit対策;保険に加入する(付け加えると、確実に保険金を受け取れる
加入する際は、
・希望通りの条件で保険金が下りる保険会社を選ぶこと
・投資家側の立場で保険金申請手続きを行う保険代理店経由で加入
の2点が大事です。
※保険金申請は、発生した損害が「保険支払事由」に該当するかど
fa-medkit加入する保険
必須:火災保険と地震保険
お勧め:水災、ひょう災・雪災補償などの特約
・金利上昇リスク
借入金利が上昇すると返済額が増え、収支が悪化してしまいます。
fa-medkit対策;自己資本比率を上げる
借入の際に、固定金利を選択する
金利自体はコントロールできないため、仮に上昇した場合でも影響
前者:物件購入の際に自己資金の割合を増やし、借入金額の比率を
もし、金利上昇リスクへの対応に重きを置くのなら、返済方法を「元利均
なく、「元金均等返済」を選びましょう。(一般的な返済方法は元利均
- 元利均
等返済
- 元利均
等返済
毎月一定の元金を返済していく。支払う利息が初期段階で多いため、最初の月の返済額が最も多くなる。当座のキャッシュフローより、早期に借入金額を返したい方向け。
後者:固定金利の期限は3~10年間が一般的。将来の金利リスク
例)違約金が借入残高の2%だったとして、1億円の借入残高の違
そのため、一概には言えませんが、3~5年固定型がベターです。
ちなみに、収益物件は5~8年間保有したのちに売却すると、投資効
出口戦略を考えて固定金利期間を選びましょう。
・事故リスク(死亡事故)
孤独死などの自然死でなく、事件性のある事故死の場合、他の入居
最大のネックは入居者を再募集する際、今までの賃料水準では入居
fa-medkit対策;保険に加入する
保険会社によっては死亡事故の損害(原状回復費用、空室期間の賃
・損害賠償リスク
物件のオーナーには「営業管理義務」が生じます。
これは、物件の欠陥が原因で他人に損害が生じた場合、オーナーが
fa-medkit対策;建物を定期的にメンテナンスする
施設賠償責任保険への加入が必須(保険料は年間数万円程度)
デメリット②:不動産価値の目減り(キャピタルロス)
物件の価格は、「収益価格」と「積算価格」で成り立っています。
- 収益価格;「収益還元法」という評価方法で導きだした価格
(対象
- 積算価格;土地価格+経過築年数分の価値下落を差し引いた建物価
格の合計
多くの場合、高いほうをベースに取引されます。
そのため、物件価格が下落するスピードが、借入金返済スピードよ
fa-medkit対策;物件選定・初期設定を間違わずに行うこと
初期設定とは、上記の物件価値の下落スピードが借入金返済スピー
デメリット③:取引コストが高い
不動産投資の取引コストは、他の投資に比べると割高です。そのた
掛かるコストは以下の通り。おおまかに見積もると、購入時は売買
【購入・売却時共通】
仲介手数料;物件金額の3%+6万円(上限)、ただし取引形態が
登記費用;司法書士報酬、登録免許税
印紙税;売買契約書・金銭消費貸借契約書・領収書
【購入時】
不動産取得税;取引後3~6か月後、納付する
火災保険、地震保険料;融資を利用する場合は加入必須
融資手数料;金融機関によってばらつき有
【売却時】
不動産譲渡所得税;個人所有の場合、所有期間によって税率が異な
所有期間が5年以下(短期譲渡所得);税率39.63%
〃が5年以上(長期譲渡所得);税率20.315%
銀行手数料;一括返済手数料、固定金利選択時違約金など
デメリット④:流動性が低い
収益物件を売却し、現金化するためには、さまざまな手続きを踏ま
fa-medkit対策;収益物件を適正価格で購入し、高い入居率で管理運営し資産
こうすれば急に現金化したい場合に多少安値で売却したとしても、
以上がメリット、デメリットです。
デメリット①で紹介した様々なリスク。。。不動産投資に踏み出せ
デメリット②にしても、常に入居需要の見込めるエリアであれば、
では、入居需要の見込めるエリアとはどこか?
次回はその点につい