緊急事態宣言もほとんどの県で解除され、大分元の生活に戻ってきた兆しも見えてきました。
ただ、完全に終息したとは言えないので、まだまだ油断はできない状態ではあると思います。
コロナウイルスは完全に消し去ることは難しく、共存していくしかないという見解もある中なので、もう一度波が来る可能性も十分にありえます。
今回のコロナ騒動で収入が大きく減ったり、仕事をなくしてしまった人もおり、自分で収入源を作っておくことの大切さが身にしみたという方もいるんじゃないでしょうか。
収入の柱を作るのに一番簡単なのがせどり(転売)です。
転売をやっていく上で考えなければいけないことは、扱う商品の種類と、仕入れをどうやっていくかです。
今回の記事から仕入れについて何記事か書いていこうと思います。
内容は『なぜ利益を出せる仕入れができるか』です。
僕は最初に中古家電、中古カメラの転売をやっていました。
リサイクルショップを回って、ヤフオクやアマゾンの相場より低い値段の商品を見つけることは出来たのですが、同時に、
『ネット上で高値で売れるならネットで売ればよくね?何で仕入れできる値段で売るの?何か壊れてたりとか理由あるの?』
と疑い、逆に怖くて仕入れ出来なかった時期がありました。
今回の記事では店舗せどりについてです。
店舗せどりはリサイクルショップなどの実店舗で利益のこれそうな商品を仕入れ販売していくことです。
利益を出せる理由としては以下の点があります。
①相場感の差
稀にヤフオクなどの相場からかけ離れた値付けをしている場合があり、そういう時は利幅がかなり大きいことがあります。
しかし、最近では副業で転売をする人が増えてきたことから、店側もネットの相場をチェックするようになっています。
そのため店舗せどりにおいては、相場観の知識差による利益は取りにくくなってきています。
②保管スペースの問題
商品を店舗に置くにはスペースが限られています。
売れない商品が店の中にずっと置いてあると、それだけで場所を取るため新しい商品を仕入れることができません。
ずっと売れない商品を置いておくよりも、たとえ赤字になってでもその商品を売りさばき、得た資金で新たな商品を揃えることをお店側としてはやりたいわけです。
そういったわけで、ネットの相場よりもはるかに安い値段で仕入れることができる場合もあります。
そういう商品を見つけることができた時、利益を大きく取ることができます。
③販売対象の差
実店舗で物を買うまでには、
「わざわざ」そのお店に足を運び、「たまたま」目に付いた商品が「払ってもいいな」と思える金額だった
となって、ようやく買って貰えるのです。
一番のハードルは「わざわざ」来てもらうことです。
田舎の店舗であれば来客数自体がそもそも少ないことが多いです。
その中で来てくれた人に買ってもらうには、手に取ってもらいやすい値段設定にする必要があります。
その点、ネット販売であれば、日本全国の人に売ることができます。
そして、ヤフオクやアマゾンのプラットフォームが集客もやってくれます。
大手のリサイクルショップでは、「ネットに同時出品中」という札がついた商品を見かけることが多くなりました。
ネットの相場と比較しても、似ている値段設定にしているものも多く、ネットをチェックして合わせているなという印象です。
店舗せどりで利益を出せる裏側事情はこの3つが大きいです。
店舗せどりの大きなデメリットとしては、一つの店舗から利益を継続的に出すことが難しいということです。
今日利益が出る商品を仕入れることが出来たからといって、今度同じ店で同じぐらいの利益が出る商品を仕入れられるとは限りません。
仕入れを一つの店舗だけに依存してしまうと、自分の利益が仕入先の店舗の値付けに依存してしまうということになるので非常に危険な状態です。
店舗せどりをメインにする場合は、回る店舗の数を増やす必要があります。
ちなみに僕は休日に店舗仕入れにわざわざ出向くことはありません。
住んでいるところが田舎なので、わざわざ店舗に出向いて仕入れゼロだと時間を無駄にした感が半端じゃないからです。
仕事の帰り道や外出時の寄り道、待ち時間とかにリサイクルショップとかに寄って利益が出そうなら仕入れています。
店舗仕入れはついで仕入れだけと決めると、いざ仕入れが出来た時にちょっとしたお小遣い感覚で嬉しくなります笑
住んでいる地域によって仕入れスタイルは考える必要はあります。
次回はカメラ転売をやっていた時に、メインにしていたヤフオク仕入れについて書いていきます。